大人ニキビとは?
大人になってもニキビに悩まされる方はとても多いと思います。
大人ニキビはしつこく繰り返すうえ、なかなか治らないなど厄介なものですよね。
本当に大人ニキビを治したいなら、まずは大人ニキビができる原因を詳しく知る必要があります。
なぜ大人ニキビができるのか、実は原因がたくさんあることをご存知でしょうか?
まず、その大きな原因は「日常生活」に隠されているのです。
現代人の多くが抱えているストレスや睡眠不足、食生活の乱れなどこれによって大人ニキビができてしまうのです。
これらが引き起こすのが「ホルモンの乱れ」なのですが、このホルモンの乱れによってお肌に潤いを保つエストロゲン、皮脂の分泌の促進する作用を持っているプロゲステロンが減少してしまいます。
食生活の乱れに関しては、ニキビ予防にもつながるビタミンやミネラルが減ってしまうことによって大人ニキビの大きな原因となってしまうようですね。
思春期ニキビとは?
では一方思春期ニキビとはどういったものなのでしょうか?
思春期になるとTゾーンに特に多くできる思春期ニキビ、きっと誰もが学生時代に経験したことがあるのではないでしょうか。
思春期ニキビの原因は、過剰に分泌された余分な皮脂が肌に詰まることが一番とされています。
なので、思春期ニキビは脂っぽくベタベタしており、体が成長期を迎え、皮脂の分泌が豊富な、まさに「思春期」により多くみられる症状です。
両者の違いと適切な対策法
両者はまったく異なる原因からできるものですが、それぞれ適切な対策が必要となります。
まず、大人ニキビを悪化させてしまう原因は、肌の代謝が悪くなることで、ターンオーバーが遅くなり、古い角質で毛穴をふさいでしまうこと。
ターンオーバーの低下によって起こる「肌の乾燥」は毛穴をふさぐ角質を厚く、堅くし、大人ニキビをさらに頑固にさせる原因となるので、大人ニキビには何よりも「保湿」が欠かせません。
洗顔の際にゴシゴシと顔を洗ってしまっていませんか?
そうすることで本来必要なお肌の皮脂までも洗い落としてしまうことになり、乾燥へとつながり、大人ニキビをより頑固なものにしてしまうのです。
一方、思春期ニキビは紫外線対策やバランスの良い食事を摂ることで、余分な皮脂が出てしまうのを防ぐことができ、ニキビ予防につなげることができますよ。
どちらにしても、「肌を清潔に保つこと」「正しいスキンケア用品で保湿をすること」がニキビ治療の第一歩だと言えるでしょう。