10代の頃はニキビとは全く無縁の肌で、友人たちが顔にいくつも赤いポツポツを作ってスキンケアに悩んでいる様子を見ている中、全くの他人事だと思っていました。
特別なお手入れをしていなくてもつるつるしている肌が自慢だったので、20代に入ってからまさか自分がニキビで苦労するとは思ってもみなかったです。
大人ニキビは思春期ニキビとは全く違うメカニズムでできるものであるという知識はありました。私の場合はおそらく仕事で忙しくなって生活のリズムが乱れてしまったことと、成人してから本格的に始めたメイクが原因だったと思います。
メイクに関しては肌のコンディションがよかったので、それまでは日焼け止めにベビーパウダーを乗せるくらいで済ませていました。
ですが、社会人になってからは身だしなみだと当然のようにしっかりしたメイクを求められましたので、ファンデーションを中心に細かいメイク道具を使い始めたことでみるみるうちに肌がかさついてきてしまいました、気がついたらポツポツとニキビができてきたのにはショックです。顎やおでこの目立つ部分にニキビが発生しては治り、またできるということを繰り返していました。
私の場合思い当たるニキビの原因がこの2点だったので、治すためには薬は必要ないのではないかと考えました。つまり、栄養バランスよく食事を摂ってしっかりと寝る生活のリズムを崩さないことと、メイク道具を見直すことです。
実際、生活習慣に関しては意識をすることでかなり改善されていったと思います。身体の調子がよくなるにつれて肌の調子も向上してきました。
メイクに関してはいろいろと知識を仕入れて成分の優しい石鹸で落ちる軽いものに全て買い換えて、学生時代のように薄化粧に切り替えたところみるみるうちにニキビができにくくなっていきました。よほど肌に負担をかけていたのだと反省したものです。
今はニキビが酷かった当時の名残でおでこに少々ニキビ跡がありますが、それ以外では目立つ酷いニキビはできなくなりました。現在でもなるべく肌に優しいメイクと健康的な生活習慣を意識していますが肌の調子はとてもいいです。