フォトフェイシャルアクネスとはどんなものでしょうか?
フォトフェイシャルアクネスは、一定の波長の光を顔全体に照射する治療法で、ニキビで悩んでいる方にとっては画期的な治療法といえます。
一定の波長の光照射装置を使って顔全体に光を照射すると、アクネ菌を死滅させることができ、数か月間はニキビの発生を抑制できると言われています。
フォトフェイシャルアクネスはレーザー治療とは違い、レーザーよりもマイルドな光を照射しています。
この光はポルフィリンという可視光線に反応する物質を有していて光が反応することによってアクネ菌を死滅させる仕組みです。
またこの光はポルフィリンをターゲットにしているものなので、肌そのものには全く何の影響がありません。
つまりターゲットとしているところだけに作用して、肌そのものにダメージがなくピンポイントでニキビ治療が可能な治療法です。
おおよそ炎症を起こしているニキビ、コメドやオイリースキンの改善などに効果があります。
治療にかかる回数は週に2回ほど、8回を1クールとして通院し、様子を見ながら継続していきます。
また治療にかかる時間も1回あたり10分程度でさほど大きな負担にはなりません。
照射しているときの痛みはレーザー治療とは違ってほとんどありませんので、安心して利用できます。
治療後に気を付けることは?
フォトフェイシャルアクネスの治療を行ったあとは、さまざまな注意事項があります。
フォトフェイシャルアクネスの治療を行う予定の1週間ほど前からビタミンC導入やビタミンEなどのスキンケア商品の処方や使用は一旦中止します。
その上で施術を受けて、異常がないときは紫外線のケアを重点的に行います。
ダウンタイムがない治療なので治療後すぐにメイクもできますが、この時に気を付けたいのは紫外線のケアで紫外線だけはしっかりとカットしていかないと今度はシミの原因となってしまいます。
治療後はなるべく紫外線カットを心掛けましょう。