eCO2とはどんなもの?
eCO2は、炭酸ガスフラクショナルレーザーのことで、通常のフラクショナルレーザーに比べて数倍の効果が得られる治療機のことです。
これまでのフラクショナルレーザーはニキビ跡の治療に使われることが多くあり、従来の方法だと、肌表面を削り取り2週間程度で治る傷を作ってその後長い年月をかけて改善する方法と、フラクショナルレーザーで皮膚表面に細かい穴をあけて肌の再生と収縮を促す方法がありました。
eCO2による治療はこれらの中間くらいのものになり、簡単に言えば従来のフラクショナルレーザーの進化版で、従来の物より少しハードな内容の治療法になるといえます。
日本ではまだまだ浸透していない感じがしていますが、美容大国といわれている海外ではニキビ跡治療に関してeCO2が主流になっています。
ハードな治療となる分、ダウンタイムは長くなりどうしてもそれは免れることができません。
ハイリスクハイリターンな治療法といっても過言ではありません。
eCO2の治療のダウンタイムはどれくらい続くのか
eCO2は従来のフラクショナルレーザーよりも少しダウンタイムが長くなります。
でも長いと言ってもどれだけ長いのかというと、一般的には1週間程度から長くても10日くらいです。
フラクショナルレーザーそのものがダウンタイムが短いことが特徴なのですが、やはりどうしても少し長く見ておいた方が良いです。
顔全体にeCO2で施術をした場合は、顔全体に赤みや若干のかさぶたが出るのでやっぱり外出やメイクなどは困ります。
これらの症状がすっきりと引いてしまえば問題ありませんが、この期間をどう乗り越えるのかは重要です。
また赤みが出ているときは赤みが早く引く方が良く、あまり赤みが長引くようなときは冷やしたりクリニックに行って診察を受けるようにしましょう。
赤みは炎症を起こしているケースがあるので、施術による赤みなら数日で引くところ、それ以上かかるときや熱っぽいときは注意が必要です。